ドライアイで目が充血した場合の治療法
今や誰でも一人一台、パソコンやスマートフォンを持っている人が多いですよね。
学校や職場で一日たりとも見ない日は無いくらい、現代社会の人たちは目を酷使しています。
その結果、目に違和感がある、目がかすむ、目が乾いてしまう、目が充血して真っ赤になってしまうなど、トラブルを抱えて悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
まずドライアイとは何でしょうか。
その名のとおり、主に目が乾いてしまう目の病気の一種です。
ドライアイには大まかに2種類に分けられます。
1.通常より涙の分泌量が少ない場合(量的に異常がある場合)
2.涙の成分や性質がなんらかの異常により変化し、涙を目の表面に保持する力が弱まったりしてしまった場合。(質的に異常がある場合)
主にたんぱく質である脂質、ムチンなどが少ない、角結膜上皮に問題があるなどでいくら涙をながしても目に溜まらずに乾いてしまうのです。
スポンサーリンク1の場合はもともとの体質的なこともあると思いますが、2の場合は長時間のパソコンやスマートフォンの使用、コンタクトレンズの使用過多や汚れなどが原因で、ドライアイに悩む人が増えていっているようです。
そしてドライアイの人に充血する頻度が高いのはなぜか。
それは勉強や仕事などで徹夜したり、寝不足が続いているときに目の充血が起こりやすくなり、このとき酸素や栄養素を多く送り込むために血流が増えてしまい、目の白い部分が赤く充血しているように見えてしまうからです。
目が充血しているということは、それだけ目を酷使し目が疲れているとサインを出しているからなんですね。
目が充血しているときは目が疲れているときです。
そんなときは目の周りをやさしくマッサージしたり、あたたかい蒸しタオルを目に当てることで充血が緩和されます。その他にも、一番の原因であるパソコンやスマートフォンの使用を控えてみたり、それが無理な場合は時間を決めて間に休憩をいれ、目を閉じたりするなどをして目を休ませてあげましょう。目をぎゅっとつむったり、意識的にまばたきを何回か繰り返したりすることでもいいですね。
コンタクトレンズをずっと付けっぱなしにしていることも目には負担になっていますので、1週間のうちに一日くらいはめがねにするなどしてもいいかもしれませんね。